エルフ NKR81 チェックランプ DTC118 コモンレール圧力異常
今日も、日が出ている間はあったかいですが風の強い一日でした。
今回の車(エルフ2tダンプ)エンジン始動後、
信号に停止するたびにエンジンが止まってしまう症状が発生、
しばらくは再始動もなかなかできないこともあるのですが、
暖気が終わるころには全く問題なく走行することができる車両です。
チェックランプが点灯したそうなので、さっそく診断
DTC118 コモンレール圧力異常(制御系統)
検出条件:実コモンレール圧が180MPA以上の状態が5回続いた場合
(チェックランプ点灯時にエンジンシャットダウンの準備をするそうなので
エンストすることがあるみたいです)
データモニターを確認するとアイドリング時に
目標コモンレール圧力 35MPA
実コモンレール圧力 145MPA
大きな剥離が発生、
原因はサプライポンプかポンプに付いているSCV(サクションコントロールバルブ)の
可能性が出てきました。
エルフはSCVの単品の補給がありましたので、
さっそく注文、交換。
フューエルフィルターもしばらく交換していないので一緒に交換。
ちなみにリビルトでサプライポンプを手配した場合はSCVは付属しないことが
あるみたいなので注意が必要です。
交換後は目標コモンレール圧力・実コモンレール圧力が剥離することはなく、
エンストもなくなりました。