愛知県日進市の車屋の整備記録

愛知県日進市の自動車整備業の整備記録

ベンツ B170 WDD245232 ブレーキ

 

f:id:pascolomac:20190206184331j:plain

車検の整備をするにあたって、

フロント・リアのブレーキを点検整備するのですが、

お客様からブレーキ時にフロントあたりから音が聞こえ点検してほしいとのこと。

 

見てみると、ローターの削れ方が内側が削れていない状態でした。

f:id:pascolomac:20190206184430j:plain

ブレーキパットの方も確認してみると、

f:id:pascolomac:20190206184503j:plain

欠けてる・・・。

 

ブレーキパットはすり合わせて調整し、

ブレーキローターも研磨か交換をしたかったのですが、

一旦そのまま使うことになりました。

 

欧州車はローターが減ることはありますが、

ブレーキパットが欠けてしまうのは初めて見ました。

 

 

 

三菱 I HA1W チェックランプ P0120 TPS(メイン) P1233 TPS(メイン)信憑性チェック P1235 MAPセンサー P0225 等

加速不良およびエンジン始動不調で入庫された車になります。

 

入庫時には症状がなく、再現する為に走り回るも、何も症状は確認できず。

ダイアグコードは

P0120:TPS(メイン)  P1233:TPS(メイン)信憑性チェック 

P1235:MAPセンサー信憑性チェック P0225:TPS(サブ)

P1234:TPS(サブ)信憑性チェック

と多数が出ている模様。

 

チェックコードが示すものは、2個のスロットルポジションセンサと

マニホルドプレッシャーセンサー異常があるというもの。

 

スロットルセンサーはスロットルボディの中にある物で、

交換するにはスロットルボディが必要、

新品は65,000円・・・高い。

 

相談の結果、症状が確認できないので、一旦故障コードを消去し、

スロットルボディを清掃し、様子を見てもらうことに。

f:id:pascolomac:20190204183920j:plain

これで症状がでなければいいのだけど。

 

 

 

 

エルフ NKR81 チェックランプ DTC118 コモンレール圧力異常

 

今日も、日が出ている間はあったかいですが風の強い一日でした。

 

今回の車(エルフ2tダンプ)エンジン始動後、

信号に停止するたびにエンジンが止まってしまう症状が発生、

しばらくは再始動もなかなかできないこともあるのですが、

暖気が終わるころには全く問題なく走行することができる車両です。

 

チェックランプが点灯したそうなので、さっそく診断

DTC118 コモンレール圧力異常(制御系統)

検出条件:実コモンレール圧が180MPA以上の状態が5回続いた場合

(チェックランプ点灯時にエンジンシャットダウンの準備をするそうなので

エンストすることがあるみたいです)

 

データモニターを確認するとアイドリング時に

目標コモンレール圧力  35MPA

実コモンレール圧力  145MPA 

大きな剥離が発生、

原因はサプライポンプかポンプに付いているSCV(サクションコントロールバルブ)の

可能性が出てきました。

エルフはSCVの単品の補給がありましたので、

さっそく注文、交換。

フューエルフィルターもしばらく交換していないので一緒に交換。

 

ちなみにリビルトでサプライポンプを手配した場合はSCVは付属しないことが

あるみたいなので注意が必要です。

 

交換後は目標コモンレール圧力・実コモンレール圧力が剥離することはなく、

エンストもなくなりました。

f:id:pascolomac:20190202181826j:plain



 

 

 

アルファードハイブリッド AYH30 ICS故障 C1AEC インテリジェント クリアランスソナー

アルファードハイブリッド鈑金修理の為、入庫。

 

リアランスソナーとフロントバンパーは接触にて破損しており、

バンパーとソナーは取替を行ったのですが、

ICSエラーが消えない・・・。

f:id:pascolomac:20190201184257j:plain

調べてみるとダイアグコード「C1AEC」を検出

FRクリソナ通信異常

検出条件・FRセンサ通信異常・FRセンサ初期化未完了

f:id:pascolomac:20190201183753j:plain

f:id:pascolomac:20190201184213j:plain

自己学習で完了させる方法もあるみたいですが、

診断機を使い、ソナーの角度を入力、完了。

 

これからは鈑金仕事にも診断機が必要になってくるので、

鈑金屋さんもすることが増えるので大変ですね。

 

 

 

ハイエース KDH201 エンジンチェックランプ P244A DPF差圧過少

冷え込みがきつくなってきました、
朝一番でエンジンが燃料をかぶったりと寒さを感じる中、

ハイエースがチェックランプ点灯にて入庫
年式は26年、距離は約10万キロ、
DPFで点灯したなら少し早いなと思いつつ、調べてみたところ

P244A DPF差圧過少
検出条件は
エンジン回転中
手動によるPM強制再生が終了しない
異常期間が約60分

どうもこのチェックコードは多数発生している模様で、
検索でもトヨタの保証延長が最初に出てきました。
toyota.jp

データモニターの燃料添加弁噴射補正料が1.45になっており、
正常な値を超えているようです。
お客様にはディーラにて保証延長で対応してもらい、出費はなかった模様なのでよかったです。
今後は増えると心配。
f:id:pascolomac:20190131184724j:plain

ハイゼット S320V P0420 触媒劣化 エンジンチェックランプ

 平成17年のハイゼットバン、

通りの良い郊外の道を走行中にチェックランプが点灯、

特に走行には異常なしとのこと。

 

ダイアグコードを調べると

P0420 触媒劣化

判定条件

80km・hで定常走行時にリアO2センサ出力のリーン/リッチの切り替え周期が短い

 

データモニターでリアのO2センサの値を調べると、

チェックランプ点灯時は0.695V、周期はわからない状態。

 

どれぐらいの周期だと短いと判定するのかがわからない・・・。

アイドリング時のリアO2センサは数値があまり変わらずおおむね安定している。

フロントO2センサはリーン・リッチ切り替えは短い周期で変わっている。

 

O2センサーは良い様には思えるの、

触媒が怪しく感じるのですが高い部品なので悩みます。

 

引き続き、乗って様子を見てO2センサの検査をしていこうと思います。